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―霞んだ先をよーく見てみたら、そこには不思議な世界が広がっていた―

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日記帳

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【2017/12/11】三毛着物の猫にゃんの制作過程「デザイン絵巻1」

参考になるかわからないけれど、私なりに今回作ったアナログ画の制作過程を綴ってみます。
(今回はなんでか写真撮ったんですよ! だからやろうと思った次第です)
今回のは一例です。描き方は気分によって変えますので。
制作過程って、見ていると楽しいですよね!
自分はこういうの好きです。

途中で出てくる画像はamazonのリンクになります。
amazonのアフィリエイトに参加すると、設定したウェブサイトに商品画像を引っ張ってこれて、自由に使えるのが嬉しいです。
本当は誰かがそこからアクセスしてくれて、買ってくれると報酬が私にいくらか入るというものですが、私の場合は上記の使い方をしています。
っと、話がそれましたが対応する商品のリンクを張りますので、気になる方はamazon以外でも自分で確認してみてください。
では本題に。

まずは下書きを用意。


【↑今回は下書きの段階ですべて描きこんでしまいます】
(やっぱり一番時間をかけるのはこの部分。長くて1日はかけます。大型イラストは2~3日考えます)

左はどんな構図にするか悩んで描き込んで行く作業です。この段階では着物ベースですが、完成形は袴に変わってます。
今回の下書きの全体の色バランスを見たときに、袴の方が見栄えがよかったので。(けして全体に三毛を描くのがめんどくさいからとかじゃないんだからねっ!)
右はもはや完成してる感じだけど、今回はアナログでやりたかったので、これを素材にしました。
まぁ、オールアナログでもトレース台使って、何回か清書するので手順は変わらないですけどね。
アナログ→デジタルをやる人の逆バージョンと思ってもらって結構です。

下書きが完成したら、パソコンで色検討をします。
パソコンだと、色調補正が楽なので好きな色を作れます。
自分が使っているのはCLIP STUDIO PAINT PROです。安くて(アマゾンだとだいたい6000円前後)クオリティが高いソフトですよね。
しかもMAC対応なんですよ。デジタルで絵を描くときはMACで描いているのでとても助かります。
フォトショップとの連携も可能なので、これからデジタル始める人は是非買って損はないです。


【↑amazonリンク】CLIP STUDIO PAINT PRO

色やデザインが決まったら次は印刷します。とりあえず下書きをトレースするだけなら、プリンターは適当なものでいいです。
トレース作業に入ります。


【↑今回使った紙は、コピックのにじみがが少なかった紙を用意しました】
B4サイズなのですが、A5サイズにカットして作成。600円くらいのやつ。


【↑amazonリンク】エトランジェディコスタリカ B4サイズ 型番:SLD-84-01

そして、線画に使ったのはステッドラーのカーボン ルモグラフの2B。
青軸ではないですよ! 黒軸のやつです。 紙にノリが良く、鉛筆特有の光沢がほとんど無いです。
書き味も液晶タブレットのフェルト芯に近い感覚で描けるので、デジタル感覚で描けるのが嬉しい!
(あっ、私デジタルは液晶タブレット使ってます。古いけど21型)
表現としては、普通の鉛筆はサッサッサッって感じだけど、これはザッザッザッって感じ。
引っ掛かり感があるので、すべらないのがいいです。


【↑amazonリンク】ステッドラー カーボン鉛筆 マルス ルモグラフ ブラック

もくもくとトレースしていきます。
とりあえず全部トレースしきったら、フィキサチーフをスプレーします。
鉛筆線なので、これやらないとコピックで溶けます。かわいいあの子、かっこいいあの子がタールマン(ゾンビです)になります。 ただし、一度固着すると消しゴムでは消えないので注意しましょう!
(まぁ、この鉛筆はもともと綺麗に消えないんだけどね)


【↑数十分程放置し固着したら、色を塗っていきます】

一旦フィキサチーフで固着してからシワなどを描きます。(シワ描きと髪の毛は一番好きな作業!!)
私のイラストは基本的に陰は最小限に、線で描いてしまいます。
むしろ陰なんて描かない場合が多いです。


【↑今回はコピックを使うので、色の選定が重要になります】
(コピックは色数や発色が良いので重宝しますね)

三毛色着物がもっとも悩みました。
白黒茶の面積的配合と配置が難しい!
どの色に偏っても見栄えが悪くなるので、別の紙に下書きして試行錯誤。
どうにか形になったら、清書していきます。

次に袴部分。
色は、印刷した色に近い色を選んでいきます。無い色は混色を利用して作ります。
薄いオレンジが無かったので、薄い黄色に薄い赤を混色して期待通りの色にすることに成功しました。
それ以外は持っているコピックで対応できたのでそのまま塗り進めます。
ぬりぬりっ



ある程度塗り終えたら、バランスを見ながら、背景の霞・松・梅を描きこみます。
次に竹ストライプと青海波に取り掛かります。
青海波文様はフリー素材の物をデジタルで配置しておき、それをトレースしています。(ちょっと失敗してますが......)


【↑もう一度トレース台にかけて、青海波と竹ストライプをトレースしていきます】


【↑文様を何で塗るのか検討してるとこ】

パステルだと発色が良すぎて却下。
ホルベインの色鉛筆だと濃すぎてしまうので却下。
コピックだと周りの色と発色がかぶってしまうので却下。

結局「色辞典」のラベンダーで塗っていくことにしました。
(この色鉛筆は塗りが薄いのでこういう時に役に立つ)


【↑左は青海波が完成、右は竹ストライプ完成】

完成したら、次は月に取り掛かります。
どんな形にしようか迷った挙句に、着物の本に載っていた「月象文様」を採用。


【↑丸型テンプレートを使って綺麗な円を描き、月象文様を書き加えました】

だいたいできたら、最後に背景を作っていきます。
っていってもパステルで塗るだけ、だけども。


【↑左に映っているのはコンテのペン型パステルです】

パステルを削って塗ります。
そして失敗しました。混色しすぎて暗くなりすぎてしまったのです。



やりすぎるともっと黒くなりそうなので、そのまま進めます。
だいたい塗り終わったら、フィキサチーフを使って固着します。

そしたらお待ちかね! 大好きなパールで上塗りします!
このパールで塗る瞬間が好きだったりします。
使ったのはパンパステルのパール(ファインとコース)


【↑左がコース、右がファインです。パンパステルは価格が800円くらいします。高いですが面塗りに強いです】

ファインはパールのきらきら感を与えたい場合に使うので、全体に塗りこみます。
コースは粒があるので要所に塗ります。


【↑こんな感じでキラキラなります。スキャンすると見えなくなるのが残念。だから今回はアナログ制作しました】

パールを塗ったらフィキサチーフをかけます。
たぶんフィキサったほうがパールが固定されるんで取れにくくなると思う。

一番最後にメイクします。
今回は頬だけですけど、唇や爪を塗るキャラクターの場合はこの段階で塗ります。
(いかにアナログを描いていないかがわかる色鉛筆ですね! ちなみにホルベインのパステルトーンセットです)


【↑ここまで来たらもう完成です!】

あとは落款印を押して終わりです。それが完成後のイラストです。
(落款は、これ以上加筆しませんよアピールと作者アピールのためにやります)

パソコンに取り込むときはスキャナーを使って取り込みます。
以下は下書きと完成版の比較です。


【↑左がアナログ完成後、右がデジタルの下書き】


かんせいばん↑

長い説明と、なんとも普通の工程を見ていただいてありがとうございました!
また、なにかあったらここで工程でも書いてみようかな。
感想とかその他はツイッターやメールで書いてくれる嬉しいです。
(このサイトにいいねボタンやコメントみたいなナウい欄作ってないので)

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